実に良い馬鹿ゲー
「EAT LEAD The Return of Matt Hazard」を買おうと思ったきっかけは2つあります。
①ツナギを着た髭の配管工がジャンプしてブロックに頭突きすると地面から土管がにょきっと出てそこから脱出するというシークエンスがある
②こっちはTPSなのだが、某ボスはJ-RPG*1のATB*2で攻めてくる。*3
なので買ってみたにですが・・・大当たりだコレ。
よーするにドット絵時代からの人気アクションゲーム・キャラだったマット・ハザード(ハゲ)が新作でWiiっぽいカジュアル路線にシフトしたら大失敗。最新作はリアル系TPSで勝負しようとしたらバグだらけでむちゃくちゃな事になる・・・というお話っぽいです。多分。*4
なので世界観は滅茶苦茶です。さっきまで現代を舞台にヒットマンと撃ち合っていたのに、ドア潜ったら西部劇だったり。ギャングと魔法使いが攻防を繰り広げていたり。ようするに丸ごと「ゲームのパロディ」になってるわけですね。
なんとなく「イルブリード」の臭いがプンプンです。
それにしても、この色々間違ってる感覚が結構新鮮です。
・TPSなのに近接殴りが最強
・殴り中はスローモーションなのだけどダメの回復速度は変わらないので、瀕死でも駆け寄り殴れば回復しているという*5
・TPSなのに、ほとんどのボス戦がCSアタック*6「のみ」!しかも超のろい余裕タイミング
・あまつさえ「バグ」のせいで一発殴ると死ぬボスまで
そんなわけで、すご〜く緩い気持ちで遊べてます。あと、なにかと「It!s Hazard Time!」と決め台詞を吐くもゲーム内人物にはことごとくスルーされる主人公や、コルタナのパロディと思われるホログラムおにゃのこ*7の仕種がキュートでたまらなかったりするので、いやぁ、買ってよかった。
早くマリオやスクエニ風ボスに逢いたいです♪